この数年、かき氷がブームになってるでしょ?
夏は行列だし、冬だって営業してるお店があるし。
昔だったら考えられないよね。
(と、昔話をするから年寄りだとすぐバレるww)
樋口家(TAMACO-YAご夫婦)の定例行事の1つに、
夏休みの最後の日曜日に鎌倉でかき氷を食べる!があります。
と、言うわけで先日、鎌倉へ。
今さ、当たり前に1500円とか1600円のかき氷あるじゃない?
あれ、私、普通にびっくりなんですけど。
だって、それだけ出したらまぁまぁの中華ランチとか食べれるよ。
確かにね、こだわりの材料や斬新な組み合わせで価値を上げてるんだろうし、
何より、「薄利多売」より「厚利少売(こうりしょうばい)の方が
個人事業主?弱小起業家には良いんだろうけどなぁ〜とか。
まぁね、起業下手の製造販売業をし出した人間としては考える訳ですよ。
(そんなことを考えてるより、早く氷を食べろよ!溶けるぞ!)
私のように還暦を過ぎた人間にとっては、
その巨大で高額なかき氷は少々荷が重いんだはぁ。
でも、今日鎌倉で食べたかき氷は、なんと500円。
すごくないか?マジで。
御成通りにある「コクリコ」というクレープ屋さん。
毎年、ほぼここに来ます。
古いお店なんだけど、ちょっとずつ試行錯誤?お店の形を変えて
日々、やられている感じで、氷のメニューとかもマイナーチェンジしてます。
ただ、基本的に量もちょうど良く、私は好きです。
金額的にもありだし、お店の作りも好きだし。
今年頼んだのは、
「ラズベリーとストロベリーをミックスしたソールのかかったかき氷」
お店オリジナルのソースがたまらなく美味しかったんです。
値段以上の価値を感じさせてくれるこのかき氷に、
「また来たいな」「また食べたいな」と自然と思いました。
正直、ニトリの「お値段以上のニトリぃ〜」のフレーズが頭に浮かびましたね。
ここで、私が製造・販売している激辛調味料の話に移ります。
正直言って、ウチの激辛調味料は少し高めに感じられる人が多いです。
特に、BtoBで飲食店のオーナーやシェフからは
「値段が高い」という声を耳にします。
あーでもなぁ、国産・・・もっと言っちゃえば
唐辛子はほぼ横浜市内産。足りない時は千葉産。
柚も神奈川県産。
ブートジョロキアは千葉産。
メイン食材はガチで近県。
(だって、送料とかバカになんないし)
(リアルに自分たちで取りに行ってるから遠くは辛いし)
添加物とか保存料とか入ってないし。
(入れる知恵もないし)
当たり前だが(私の)手作りだし。
わかる人にはわかって貰えそうなんだけど、
でも、そーゆー(結果として?)こだわりの部分って
ちゃんと説明して「付加価値」まで引っ張り上げんといかんのだよなぁ。
真面目な言い方をすれば
「価格が高いことをお客様に納得していただくためには、
「お値段以上に意味がある!」と感じてもらう施策が重要です。
これに尽きるんだよな。
それでは、どうすれば私たちの激辛調味料が
「お値段以上に使い勝手が良い」と思ってもらえるでしょうか?
ここで必要なのは、具体的にどう使えるか、
どんなシチュエーションで活躍するかを示すことだと考えています。
つまり、レシピ集の充実が急務だということです。
(笑えるほどの説明口調)
レシピ集が充実すれば、調味料の使い方が明確になり、
飲食店のシェフたちも
「この激辛調味料は、色んな料理に使えるんだ」
「少し高くても価値がある!」と感じるはずです。
御成通りのコクリコの
500円のかき氷が、
シンプルでありながらその価値を最大限に発揮していたように、
私たちの激辛調味料もその魅力を伝えないと!
そーじゃ、私たちは
激辛調味料の価格戦略においては、
「お値段以上の感覚」を実現する!こらが勝ち筋か?
それを表現する?伝える方法として「こんなに色々と楽しめます」
=「お値段以上に楽しめます!」のために
そのために・・・「レシピ」山ほど提案します・・・かぁ。
あー。頭の中で真面目が言うんですよ、
「私たちは、商品の価格に見合った価値をしっかりとお客様に届けたい。
そして、それができたとき、価格以上の満足感を提供できると信じています。」
なぁ〜んてね。
9月・・・・そろそろ重い腰を上げるか?
次にするべきことは「レシピ」の発信強化だな。
(マーカーでグリグリに丸をつけておくか・・・・)
無駄に安いのも大事にされなさそうで嫌だけど、
高そうに感じられるだけで食べて貰えないのはもっと嫌。
高くても良いものは、ちゃんとその良さが伝わっているものは
相手のところに届く(使ってもらえる)んだしな。
ウチの激辛食べて、「あ、美味い」
「かーーーっ!辛いっ。たまらーーーん」
で、食べ終わったら、なんか元気になってるゾォ!
そんな世界を目指したいしなぁ。
ちょっと、あちこち力を貸してくれそうな人や
知恵のある人のところを回ってきます。
夏休みが終わるのに、なんか宿題をもらった気分です。